next up previous contents
Next: ファイルの表示 cat (何が書いてあるのか) Up: ファイル操作 Previous: ファイル操作


ファイルのリスト表示 ls (何があるの?)

ファイルのリストを表示する命令です。
ls [option] [file|directory]
という書式を持っています。マニュアルでは,以下のようになっています。
カラー化された ls についてのマニュアルです。 ls は標準出力がターミナルの場合は,複数列にファイルを表示しますが, 出力がターミナルでない時には1行に1ファイルを出力します。

引数にディレクトリが指定されると、 ディレクトリの内容を表示します。 引数にファイルが指定されると ファイル名と要求された他の情報を表示します。 デフォルト時には出力はアルファベット順に並べられます。 引数が指定されないと、現在のディレクトリの内容が表示されます。 引数が指定されるとき引数はまず適当に並べられます。 しかしファイルを引数として指定すると、ディレクトリやその内容よりも 先に表示されます。

ファイルの set-group-id のビットがセットされているときに、 グループ実行許可文字が s として示されます。

モードの 1000 のビットがセットされている時には モードの最後の文字 ( 通常は `x' か `-' ) は t となります。 このモードの意味については chmod (1) を参照ください。

ディレクトリ中のファイルのサイズが表示される時、 間接ブロックを含むブロックの合計が出力されます。

-l オプションを指定すると、ファイルの各種モードを出力します。 このモードは 11 文字で、以下のように解釈します。 最初の文字は
d エントリがディレクトリの場合
b エントリがブロック型スペシャルファイルの場合
c エントリが文字型のスペシャルファイルの場合
l エントリがシンボリックリンクの場合
s エントリがソケットの場合
- エントリが通常のファイルの場合

次の9文字は3ビットごとの3つの組と解釈します。 最初の1組は所有者の許可を示し、2番目の組はグループ内の他の人の許可を 示し、最後の組は第3者の許可を示します。 各組の中で3つの文字は順に読み込みの許可、書き込みの許可、 ファイルの実行許可を示します。 ディレクトリに対しては実行許可はディレクトリを検索する許可を示します。 許可は以下のように示されます。
r 読み込み可能ファイル
w 書き込み可能ファイル
x 実行可能ファイル
- 不許可のファイル

ls は UNIX の中でも一番オプションの種類の多い命令でしょう。 ``file | directory で指定された ファイル名もしくはディレクトリの中のファイル名を option に従ってリストする''という意味です。 そう,lsはリスト{list}の略語です。 file | irectory を省略すると, ``.'' が自動的に補われたことになります。

研究室では ls とすると, きっと自動的に ls-F -gls -oa が実行されるようになっ ています。 ls だけ入力すると,今いる場所 `` . '' が暗黙の内に補 われて現在の場所(カレントディレクトリ)のファイルの一覧を示します。

もっと詳しく見たければ,オプションを使いましょう。 リンクファイルはうすい色,ディレクトリは緑色 と言うように表示することもできます。

% which ls
ls:      aliased to ls-F -g
と出るようなら
% unalias ls
として自動的に補われるオプションを取り除いてから, 以下の命令を実行して下さい。

それでは, ls という命令を実行してみて下さい。
\begin{ChrScrn}{}
\%{\bf ls}
Useunix.aux Useunix.log a02.eps com_ln.tex shell_bg...
...om_ls.tex trush
.....
Useunix.ind a01.obj com_echo.tex mule_01.tex
</pre></blockquote>
<BR>
ファイルの一覧が表示されました。何がディレクトリにあるかわかります。
これが
今あなたがいるディレクトリ(ファイルをまとめておく場所)の中に
入っているファイル一覧です。

</P><P>
このlsに付けることのできる主要なオプションは,
<BLOCKQUOTE>
<TABLE CELLPADDING=3>
<TR><TD ALIGN= -F ファイルの種類によって, ファイル名の後に実行ファイル * , ディレクトリ / , シンボリックリンク @ などを付ける。 -o と一緒に使ってもよいのです。 -R ディレクトリがあればその中まで表示する。 -1 一行に1ファイルだけを表示する。 -a 普通は `` . '' で始まる隠しファイルは表示しないが,すべて表示する。 -i ファイルの i-ノードを表示する。 -l ファイル名だけでなく,サイズや日付を加えて ロングフォーマットで表示する。 -s ファイルの大きさを 1kbyte 単位で表示する。 -o ファイルの種類によって色別に表示する。 -S 普通は名前でソートするが,ファイルの大きい順で表示する。 -r ファイルの並べ方を逆順に表示する。 -t 日付の新しい順に表示する。今日は何をしたのか思い出すのに良いでしょ う。 となっています。

いま,あなたのいるディレクトリをホームディレクトリに移してから やってみましょう。
\begin{ChrScrn}{}
\%{\bf cd}
\%{\bf ls -F}
Mail/ bin/ log/ src/ xc.init
Note/ docs/ man/ tmp/
Wnn/ lib/ public_html/ tr_flpy/
</pre></blockquote>
<BR>
となります。ディレクトリがいっぱいあります。
 <TT>ls -o</TT> をしてみるとわかります。色つきで表示されましたか。
それでは <TT>ls -otr</TT> は何をするのでしょう?。自分でやってみましょう。

</P><P>
次は <TT>ls -l</TT> という命令を実行してみましょう。
<BR>
<IMG
 WIDTH=[*])で説明したので省略します。


next up previous contents
Next: ファイルの表示 cat (何が書いてあるのか) Up: ファイル操作 Previous: ファイル操作
Kishimoto Ken
平成20年3月1日