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ファイルの表示 cat (何が書いてあるのか)

catはファイルを表示する命令です。 でも,本当はファイルを結合(concatenate)する命令です。

cat は、指定したファイルを順番に読み、その中身を標準出力へ書き出す。 ファイルを指定しなかったり ファイル名として `-' を与えたときは、 かわりに標準入力からの中身を書く。
ファイルにちょっと何が書いてあるか知りたい時に, 表示するために使用することが多い命令です。 昔はコンピュータが遅かったため, 長いファイルを全部表示しても, 人間の可読速度3.3で表示したのですが, 今はテレタイプの表示を用いても,一秒間に1000文字を越す速さで表示されます。 これが読めるとは,もう,スーパーマンの世界です。

そこで,ファイルを表示する他の命令に, その一部を表示するhead, tail といった命令, ページごとやゆっくり表示する more, less などもあります。 これらの命令は別にマニュアルを読んで下さい。

cat命令の機能として,ファイルの表示と結合があります。

cat [-option] [file ...]
という書式を持っています。たくさんあるオプションのうち, よく使用するオプションは
-n 行番号を付ける。
だけです。

catは単独でも用いますが多くの場合, リダイレクトしたり,パイプに連結したりすることが多いようです。

cat filename
filenameというファイルの内容を表示します。 ファイル名を省略すると標準入力装置を入力に指定したことになります。 つまり、キーボードから文字を入力することになります。
cat filename1 filename2 filename3
では,並べられたファイルを連結して表示します。 良く用いるのが, cat file* のように用いて連結する方法です。

2〜3行のファイルは

cat > filename
として、キーボードから入力して作成することができます。 キーボードから文字を入れてファイルの終端を EOF(C-d) と入力します。 このように表示するファイル名を省略すると, 標準入力装置であるキーボードをファイルに指定したことになります。 ファイルの終りもキーボードから入力してやらなくてはいけません。 これが,EOFです。