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Emacs の基本的操作と説明

Emacsが立ち上がると次のような画面になります。
\includegraphics[width=10cm]{figs/emacs-out.eps}
画面の中央にあるウィンドーにはいろいろなものがついています。 メニューバー,スクロールバー,モード行,ミニバッファー があります。 まずもっとも重要なモード行から説明しましょう。

モード行 モード行は,

\includegraphics[width=12cm]{figs/emacs-minib.eps}
のようになっています。

先頭の[あ]は現在, ひらがな変換で漢字が入力できることを示しています。 [-]のときはアルファベット入力です。

eWnn がインストールしてあると、 [英]でスペルチェックや和英変換、 [日]で英和変換 ができることを示しています。

次の E.: は日本語のコードにほんごのコードを示しています。

E EUC コード(普通はこれ)
S シフトJISコード(DOS,Macのファイル)
J JISコード (メールはこれで書く)
I コードが混合している
次の -**---- が基本で,
--- ファイルもバッファも変更されていない。
-%%- バッファは読みとり専用で変更されていない。
-%*- 読みとり専用バッファで編集されている
-**- 読み書き可能バッファで変更されている。
ですので,変更されている場合にはセーブするか, 誤って編集した場合には,Undo(C-x u) で元に戻しましょう。

次の Emacs: に続いてバッファ名が表示されています。 さらに,( )の中はモード名であり, 図では Lisp Interaction モードです。 この他に, Dired, Buffer Menu, Text, Fundamental, C, Perl, Fortran, LaTeX モードなどが ユーザーのモード変換に応じて表示されます。

次の Top は, 現在表示されている部分はバッファの先頭であることを意味しています。 Bot や All や 25% と表示されますが, それぞれ現在表示されている部分はバッファのどのあたりかを示しています。 研究室では (line number-mode 1) としていますので。 L1245 というように, 行番号でポイント(カーソル)のある場所が示されます。

メニューバー ウィンドーの上にあるメニューをマウスの左ボタンで押えると下の図のように メニューが出ます。そのままマウスをずらしてゆくとメニューを選択できます。

\includegraphics[width=10cm]{figs/emacs-menu.eps}

このメニューでは,例えば,ファイルをオープンする{Open File ...(C-x C-f)} は,マウスでクリックすることもできますし, キーボードから C-x C-f を入力することでも操作できることを示します。

メニューは残念ながら英語です。 しかし, その場で英和和英辞典eWnn([*])を利用できます。 あまり優秀な辞典ではありませんが,そこそこ利用できます。

ミニバッファー ミニバッファーは Emacs がメッセージを表示するエコー領域として働きますが, コマンドを入力するバッファーにもなります。

Emacsが立ち上がると次のような画面になります。

\includegraphics[width=10cm]{figs/emacs-out.eps}
画面の中央にあるウィンドーにはいろいろなものがついています。 メニューバー,スクロールバー,モード行,ミニバッファー があります。 これらの説明は後回しにして, 操作から始めましょう。 ここではEmacsでの操作方法を示します。 Emacsの操作は次のように分類できます。

Emacs ではキーボードのすべての文字を入力できます。 文字入力に対してEmacsに対しては2つのことを行います。

これを読んで変だと思ったあなた!。さすがです。 つまり,すべてのキーボード入力が表示されるなら, どうやって制御を行うかは疑問でしょう。 キーボード以外から制御する方法として, マウスを使うのかと早合点しないでください。 研究室の Emacs はマウスによる操作ができるようになっていますが, マウスは Emacs のオプションであり、使用しなくてもいいのです。 ではどうやって制御するのでしょうか?。 答えは文字ではないものをキーボードから入力するのです。 これを制御入力といいます。

この``押えながら''と ``ポンと叩く''は大切なキー操作です。 ずっと押えてはいけません。 このキー操作は始めのうちはトラブルの原因ですので習得しましょう。

本書では ``押えながら''は,C-xM-xのように, ``ポンと叩く''は,ESC wのように,空白で区切って書きます。

ずーっと押え続けても問題のないキーは CTRL, Alt, Shift の3つだけです。 これらの他のキーと一緒に押えて、 制御文字の入力に使用されるので, このキーだけでは意味を持たないのですが, これら以外の他のキーは押えた時にアクションが始まります。

日本語を入力する方法は[*]節で説明します。

はじめに,重要な命令を3つあげます。

1つは,命令を入力していて,入力ミスに気が付くたら,

C-g (Quit)
です。命令をいつでも中断して元に戻ります。これを「ごめんキー」を言 います。

2つ目は消去などの誤った命令を実行してしまった時,復活の呪文は

C-x u (Undo)
です。押すたびにEmacsは記憶している限りの過去の命令に沿って元へ 元へと 戻ってくれます。一気に20操作前に戻るのであれば、Esc 2 0 C-x uとし ます。

最後は終了命令です。

C-x C-c (Exit)
この3つで取り敢えずのトラブルは回避できます。

基本となる文章の編集操作は,

です。



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Kishimoto Ken
平成20年3月1日