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漢字モードでの操作

次に,SPACE(`次の候補'の命令)を押すと
\begin{nquote}{3zw}
{\tt |気-者の 気-者は 気-者で 帰社した。|}
\end{nquote}
のように 漢字モードかんじもーど になります。

ここで,間違ってしまったことに気がついたら,BSかC-g(`変換取 消'の命令)です。 例の「ごめん」キーです。

-が付いていたり, ちょっと間隔が違っていたりしても驚いてはいけません。 -が付いている,熟語ではないことを表しています。 ``気-者の''は漢字「気」と漢字「者」で「きしゃ」と読ませているので す。「帰社した」には何も入っていませんので,これは熟語です。

ちゃんと「貴社の記者は汽車で帰社した。」 になるためにはもう一つ操作が必要です。

最初の「気-者の」で何回かSPACEを押すと, 「キシャ」と読めるいろんな漢字が表示されます。 正しく「貴社の」となるまでSPACEを押して下さい。
\begin{nquote}{3zw}
{\tt |貴社の 気-者は 気-者で 帰社した。|}
\end{nquote}
となりましたね。 過ぎてしまったら, $\uparrow$C-p(`前の候補'の命令)で戻って下さい。

では, $\rightarrow$C-fを押して カーソルを次の文節 気-者は に当てます。 同様に正しい漢字に変換していきます。

[漢字]モードで

C-b カーソルを1文節前に
C-f カーソルを1文節後に
C-a 最初の文節に移動
C-e 最後の文節に移動
SpaceC-n 次の候補
C-p 前の候補
M-s 候補一覧
C-o 文節を1文字伸ばす
C-i 文節を1文字縮める
C-lReturn 確定
C-k カーソル前を確定
C-cC-gDelete 変換取消,フェンスモードに
C-t 登録モード
C-v 文節情報を表示
C-h ヘルプ
漢字モードでは,空白は文節の区切りを示しています。

このようにすべて正しい漢字を入力して行ければ良いのですが, 時には間違ったまま確定してしまうこともあります。 例えば
\begin{nquote}{3zw}
{\tt 貴社の汽車は気者で帰社した。}
\end{nquote}
となった時,「汽車は」をリージョンとして, M-x gyaku-henkan-region で 「きしゃはきしゃで」のように一旦ひらがなにします。 そして,M-x henkan-region で 「記者は汽車で」に直します。

また慣れてくると, 半角モードのまま
\begin{nquote}{3zw}
{\tt kishanokishahakishadekishasita}
\end{nquote}
と全部入力することが あります。 これも,入力し直すのではなく,半角部分をリージョンとして, M-x roma-kanji-region でローマ字から漢字に直すこともできます。

● 辞書

漢字に変換するたびに学習機能が働いて,即座の変換を行えるように なります。これは~/WnnのなかのXXXX.hという頻度ファイル を更新して学習しています。 この辞書に自分の良く使う単語を登録したり,辞書を編集したりすることができ ます。

M-x toroku-region 登録
M-x edit-dict-item 修正

画面に自分の名前を書いてみましょう。姓と名です。

国士 太郎
とし,これをリージョンにして,M-x toroku-region を実行します。 すると,
辞書登録『国士 太郎』 読み:
となりますので,読みを入力します。そしてリターンを押すと,
登録辞書名 0: ユーザー辞書(personal)
となります。辞書を選んでリターンを押し,名詞で固有名詞であることを指定す れば登録完了です。

M-x edit-dict-item で辞書を選んで, 読みを入れると その読みに登録してある漢字が表示されます。

a 登録
d 削除
ESC h 頻度設定
です。頻度は大きい値がよく使われたことを示していますので,変換を早くする ためには,高い頻度(10程度)にセットしておくと良いでしょう。x を押し て,変更を有効にしておきます。
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Kishimoto Ken
平成20年3月1日