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差動トランス

差動トランスは差動変位計ともいわれ、図3.106のように1次コ イルと2つの対称な2つの二次コイルと鉄心で構成される。

図 3.106: 差動変位計の原理と出力
\includegraphics{Figs/dif-trans}

一次コイルには 5$\sim$10 Vrms で、1$\sim$5kHzの交流を流す。 そして、鉄心をロッドに付けたものをコイルに入れる。入れる長さによって、 2つの二次コイルには1次コイルの磁気が鉄心を経由して二次コイルに伝わる。 挿入された鉄心の長さによってトランスの結合率が異なり、 2つの二次コイルには位相の異なる出力となるために、 右側の図のように2つの二次コイルの出力の差を取ると 位置によって線形な出力が得られる。 二次回路の精度を十分確保すれば0.01$\mu$m までの精度が得られる。 測定できる距離は、コイルの長さになるため、数10mm までとなる。



Ken Kishimoto 2014-06-02