この利用分野の中の1つにデジタルフィルターがある。デジタルフィルタ技術を 時系列データに応用したものとして、図5.7のような有限インパ ルスフィルターFIR,無限インパルスフィルターIIR の2つの方法がある。
図5.7のようにデータを一定時間遅らせる
とデータと係
数を乗算するユニットや加算ユニットから成り立っている。
FIRは非巡回型フィルターと言われ、現在及び過去の入力値のみで現在の出力を
得るものである。
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この2つのフィルターの係数の設計計算方法はプログラムとともにデジタルフィ ルターの適当な教科書[11]に掲載されているので割愛する。こ の2つのフィルターで、FIR は係数の如何によらず出力が収束して安定している が、IIR は係数によって発散することもある。しかし、出力の計算に用いられる データの数は同じ効果を与える2つのフィルターではIIRの方が少なくて済むた め計算は高速になる。