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カスケード型

パイプライン型と同様に 図4.17のように 1ビットのステージユニットに 1ビットADコンバータ、 1ビットDAコンバータ、 残差アンプ を構成要素としてビット数のユニットを順次接続した方式である。

図 4.17: カスケード型AD

参照電圧$V_{ref}$を図中の(C点)で1/2して 入力電圧と比較して(1bit AD)、 その結果をアナログスイッチ(B点)で1bit DA変換する。 入力電圧からこのDA変換結果を差引き、 残差を次段に送ると同時に1/2した参照電圧も次段に送る。 このように、 MSBからLSBまで1ビットずつ順番に 1bit AD変換を行う。 パイプライン型との違いは ステージ間にサンプル&ホールド回路がなく、 並列型のように、AD変換はすべて1クロック内で完了する。 しかし、各段の残差伝送遅れ(セトリング遅れ)が変換速度を決める。



Ken Kishimoto 2014-06-02