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温度スイッチ
温度スイッチは
センサの必用条件を満たしておらず
温度の測定ができる温度センサではない。
図
3.16に示すようなピエールキュリーが発見した
強磁性体が磁性を失う温度キュリー点を利用して、
温度をある温度以上と以下に区別する特性を用いて
オーバーヒート検知などとして
多くの場所に使用されているので、ここで表
3.6に磁石として載せる。
ホール素子と組み合わせて使うことがある。
感温フェライトは常温で強磁性体であるが、
温度が変化してキュリー点を越すと常磁性体になる事を利用し、
磁束密度が変化するのを
マグネットとリードスイッチでON/OFF検出する方法である。
図3.16 磁力と温度
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サーミスタのように微弱電流を流す必要はない利点がある。
図
3.17のように
低温時は磁束が軟磁性体中の感温フェライト中にあったものが
キュリー点を越えると軟磁性体のリードに移り磁石に引き付けられて
ON となる。
このキュリー点は
金属種や合金の配合率を変えて製作でき、
安定性がよく、
正確な温度再現性がある。
一般の鉄には 770のキュリー点があり江戸の刀匠は磁石に引き付けられ
なくなるこの温度を用いて秘中の秘であった焼き入れ温度を知ったという。
表 3.6:
磁石の強さとキュリー点
| 材料 |
保持力 kA/m・kOe |
キュリー温度 ℃ |
| 鉄 |
|
769 |
| フェライト磁石 |
230〜263 |
450〜460 |
| ネオジム磁石 |
850〜1030 |
310〜400 |
| サマリウムコバルト |
1100〜1990 |
750〜800 |
| アルニコ磁石 |
48 |
> 850 |
| MO記録膜 |
- |
150〜200 |
図 3.17:
感温リードスイッチ(TDKの資料から)
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