next up previous contents index
次へ: 光センサ 上へ: インピーダンス変化センサ 戻る: インピーダンス変化センサ   目次   索引

セラミック湿度センサ(絶対湿度センサ)


\begin{wrapfigure}
% latex2html id marker 2694
[12]{r}{75mm}
\begin{center}\vspa...
....eps}
\caption{セラミック湿度センサの特性の一例}
\end{center}\end{wrapfigure}
3.24-(C)は セラミック板の上に金属薄膜を蒸着して電極とし セラミック板の湿度による電気抵抗を測定するものである。 図3.26にその特性の一例を示す。 この抵抗値は, 高分子型のセンサの場合は 50Hz〜10$^4$Hzではほとんど周波数特性を持たない。 そのため, 直流インピーダンスを測定するよりも, 1kHz 程度の交流インピーダンスを測定する方が安定した測定が可能である。 それに, 時変化を最小にして, センサの寿命を伸ばすためにも このセンサは必ず交流で駆動する必要がある。

このセンサの 原理は 焼結した金属酸化物のもつ表面の細孔に水分子を付着させ 電気抵抗値が変化することを利用している。 そのため, 加熱して付着した水分子をクリーニングするリフレッシュという動作 もしくは 母材に水分子を拡散させて表面の状態をきれいにしておく作用 を持った構造になっている。 後者はノンリフレッシュタイプと言われ, 使用する場合には加熱回路が不用となるために 駆動回路は簡単となる反面,経時変化が大きくなる傾向があるが 最近はもっと改良が進んでおり, 通常の生活環境での劣化は極めて小さくなっている。

また, 図3.26に特性の示すように, 温度依存性が強いためB=4000 程度のNTC サーミスタと併用して 温度補償を行い, 湿度に対しては, 指数関数的に電気抵抗値が変化するので, センサ回路では logダイオードを用いる対数圧縮などの方法を利用して リニアライズする。


Ken Kishimoto 平成19年3月18日