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湿度計測センサ

湿度は,空気中の水分量を示す指標であり, 絶対湿度と 相対湿度がある。 絶対湿度は, 乾き空気1kgあたりに含まれる水分の重量を表し,kg/kg' という単位で表現され る。 一方,相対湿度は, その温度の空気の飽和水蒸気分圧に対しての実際の水蒸気分圧の比であり, 通常 % という単位で使用される。

湿度を計測する目的は,空調や乾燥器,結露センサという蒸発の指標となること が多いため,相対湿度が理解しやすい指標として使われる。 しかし, この指標は絶対湿度と異なり,温度と水分量の2つの物理量の関数である。 この関数は温度を$T$とすると, $0<t<100$の範囲で 0.01 mmHg の誤差で

$\displaystyle P_s[\mbox{mmHg}]$ $\textstyle =$ $\displaystyle \exp\left\{-51.18296
-7.795648\times 10^{-2} t
-7.177677\times 10^{-4} t^2
+2.122\times 10^{-8} t^3 \right.$  
    $\displaystyle \left. -6.471204\times 10^{-9} t^4
-\frac{18068.13 + 677006.1 / (t -300)}{t -300}\right\}$ (3.26)

である。 いくつかの物理量の内, 湿度は, 精度を必要とする検出方法が難しい類の物理量であるが, 高精度の要求されることがほとんどないため, 現在は高精度測定方法はない。 また,空気中の水分量を高精度で表現する場合には 「湿度」という実務的な用語ではなく, 「水分含有率」というような別の用語を用いる。

湿度センサは検出方式で次に分けられる。

\includegraphics{Figs/moist-kind.eps}

図 3.32: 各種の湿度センサー
\includegraphics[scale=0.5]{Figs/moist-sensor.eps}



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Ken Kishimoto 2014-06-02