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レーザーの種類

図 3.40: リング型色素レーザー

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レーザーの種類には,ガスの他に,色素レーザーのような液体,サファイヤやYAGの 結晶やガラスを用いる固体レーザーなどがある。さらに,半導体でも損失の少ない 直接遷移型の材料を用いて,発光を共振させる方法でレーザーを発振できる。いず れも導光路が光の共振場所になっており,周囲に光が逃げて損失を起こさないよ うな構造を持っている。


表 3.10: レーザーの種類
種類 発振媒体 主な波長 主波長の出力
ガス He-Ne (5:1) 632nm, 1.15$\mu$, 3.39$\mu$ 0.1mW$\sim$5mW
  Ar$^+$ 488nm, 514.5nm 1$\sim$20W
  Kr$^+$    
液体 スチルベン,クマリン,ローダミンなど 500$\sim$900nm 各種 1$\sim$50W
固体 YAG(Y$_3$Al$_5$O$_{12}$)+Nd$^{3d+}$ 1030$\sim$1050nm 3$\sim$400W
  Cr$^+$, Ti$^{3+}$, V$^{2+}$(Al, YAG, SiO, サファイア,エメ ラルド) 660$\sim$1050nm 3$\sim$200W
半導体 GaAs, InP, InAs などに Ga, In, Zn などを添加したもの 各種 $<$30mW


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レーザー光は,このように共振器から発生する光であるため,位相が揃った複数 の波長の光である。さらに,これを単一波長とするためや反射効率をあげるため に設けられた反射器の特性から一方向の振動モードを持った光である。このよう な光をコヒーレントな光という。

このため,次のような特徴を持つ。

このため,光ビームを絞りやすく,単位断面積当たりのエネルギー密度をあげる ことができる。


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Ken Kishimoto 2014-06-02