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光電子増倍管


表 3.12: 仕事関数
物質 仕事関数 eV
SrO 1.43
BaO 1.7
CaO 1.93
Cs 1.94
Mg 2.25 $\sim$ 3.66
Na 2.28
物質 仕事関数 eV
Al 3.2 $\sim$ 4.28
K 3.35
Ag 4.0
Pb 4.2$\sim$4.4
Zn 4.33 $\sim$ 4.9
C 4.4
物質 仕事関数 eV
Sb 4.42$\sim$ 4.5
W 4.5
Cu 4.59 $\sim$ 4.65
Fe 4.62
CuO 5.3
   


電気的に考えると 光電子増倍管もアバランシュ型の光ダイオードは同じであるが 光電子増倍管は一種の真空管であり, -300V$\sim$-2000V という高電圧のバイアスをかける。 そのため,電子の増倍率も極めて大きくなり, $10^4\sim10^{9}$と いう高倍率が得られるために, 光ダイオードでは検出できないほどの微弱光の検出に適している。

3.12に示すように 低い仕事関数の物質でできた 感光剤を塗付した光電面に光が当たると外部 光電効果によって電子が飛び出す。 光電子放出効果は 光電効ともいう。 この電子を高電圧電極群に導き,光電効率が1より大きな衝突を繰り返すと 複利的に電子数が増加し非常に大きな光電流を得ることができる。 これが光電子増倍管 である。

図 3.50: 光電子増倍管の動作原理
\includegraphics[scale=0.70]{Figs/Photomulti.eps}


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Ken Kishimoto 2014-06-02