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赤外線カメラ

通常のカメラはシリコン CCD カメラであり、 その波長域は 凡そ 600$\sim$1100 nm である。 しかし、 900$\sim$1700 nm という 赤外に検出範囲を持つカメラである。また、 赤外線に感度の高い素子 InGaAs などを用いて 近赤外域(NIR)の画像を作る。

これらは熱画像を撮すことになる。

図 3.55: 大気の赤外線透過率
\includegraphics[width=116mm]{Figs/infrared}
赤外線カメラは波長の長い光を用いているために 雲などの微粒子を透過する。そのため、 これらに妨げられずに画像を得ることができるが、 図3.55に見られるように地表近くの空気中では、 2.6$\sim$3.0$\mu$m の CO$_2$ による吸収帯、 5.3$\sim$7.8$\mu$m の H$_2$O による吸収帯、 14.0$\mu$m 以上の CO$_2$ による吸収帯があるので、その部分を 避けた透明な空気(大気の窓という)となる波長を用いて 熱画像は作られる。



Ken Kishimoto 2014-06-02