レーザーの良好な干渉性を利用して2つのビームを交差させると、
図
3.53のように
交差した空間内にモアレ干渉縞が生じる。
この干渉縞は交差角と光の波長の関数であり、

の間隔となる。
この空間内をトレーサーという微粒子が通過すると
干渉縞の距離を粒子速度
v で除した周期

を持つ散乱光を出すことになる。
この散乱光を交差空間方向からのみの光を受け取る
デテクターで観察するとバースト信号と言われる
特有の振動する波を得る。
このバースト信号の周波数を得ると、
粒子が
交差空間のモアレ縞を横切ったときの
周期が求められ、流速を知ることができる。
この方法は非接触測定法であり、
燃焼中のガス流速や
微小隙間内の流れ、
速度変化のある乱流や
タービン翼間の高速な流れ
など
従来の速度測定法が利用できなかった
流れの詳細測定を可能にして研究を飛躍的に
発展させた。