環動車

ー原子力はノーベルが発明したダイナマイトの 軍事、平和利用とは異質の不確定性代物 ー

2011年6月30日(木)
環動車の会 世話役:国士舘大学 斎藤 俊彦, 岸本 健


原発事故直後の時事川柳

  ・ベクレルを、にわか知識で解(怪)説し
  ・官邸も、専門用語に振り回され
  ・園児まで、口癖のようにシーベルト
  ・東北人、自粛を自粛せよと言い
  ・テレビ見て、斑目さんの胸察す
  ・義捐金、タイガーマスクも影薄れ
  ・ニューヨーク、寿司屋もガイガー検査する
  ・“不”安院、解説するたび不安増し
  ・原発の、フリップ日増しに詳細に
  ・評論家、原発解(怪)説悦に入り
  ・原発に、海老蔵騒ぎも打ち消され
  ・苦境の場、想定外と煙に巻け
川柳詠み人: 万水(バンスイ) 


先ず始めに、安全とは何であろうか?


過去の天災を何処まで見積るか?


★安全を定量的評価尺度で決定できない場合は、保険、補償と言う金銭での対応になる、

それでもぬぐえないのが“不安”!


さて原発の話に入ろう


平和利用と軍事利用の補完関係!


使用済み核燃料の行方は??


ダイナマイトの平和利用と軍事利用との違い


現在の原発の方式は2種類(全世界に5百数十基)


原発はCO2排出削減の切り札か!


原発はCO2排出削減の切り札か(2)


原発はCO2排出削減の切り札か(3)


原発はCO2排出削減の切り札か(4)


原発に頼らないエネルギ確保は可能か?


原発は何故安いのか?(発電コストはkWh当り)


ベクレル(Bq), シーベルト(Sv)とは?


ベクレル(Bq)の数値に慄く(知識の無い怖さ)!



魚貝類に対してはICRPの勧告数値なし!!


国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告

 1990年のICRP勧告によると、放射線作業従事者は5年で100ミリシーベルト、かつ50ミリシーベルト/年、一般公衆は1ミリシーベルト/年となっている。放射線による検査や診断における被曝量は、検査の種類や身体の部位にもよるが、多くが一検査につき0.1以下~数ミリシーベルトという僅かな線量。
  • 国立癌研究センターの癌発生公表データ:
  • ①100mSy/年・・・通常の1.08倍、
    ②500mSy/年・・・通常の1.2倍(自動喫煙+飲酒・偏食等に相当)、
    ③2000mSy/年・・・通常の1.6倍(自動喫煙+毎日飲酒・偏食+運道不足等に相当)
    ★因みにチェルノブイリ原発事故でも癌発生率は高いわけではない。ただ小児癌(甲状腺癌)は高確率!!

    被曝線量と体への影響

    被曝線量と体への影響


    改めて原発をどのように捕えるべきか?


    欧州の動きと現実のジレンマ!!


    事故対応の教訓


    終わりに



    参考:第4世代の原発

    (Wikipediaより抜粋)

    インド、中国ではレアアース鉱石の精錬に伴って発生する副産物であるトリウムを 溶融塩に溶かして燃料として使用する溶融塩原子炉の計画が進められている。着火剤は、ウラン原発の廃棄物でもあるプルトニウムを利用する。

    100万kWクラスの発電量だと崩壊熱が上がることなどから現在、約1万世帯を賄える発電量である1000kWクラスの幅5m、高さ1m、奥行き2mの小型炉などが研究されている。 
    

    参考:第4世代の原発(2)

    小型の溶融塩原子炉には黒鉛減速材を使用する方式を取っており、1000kWの小型トリウム原発の場合、発生熱が少なくてすむことから燃料である700℃に溶けた溶融塩の液体トリウムを循環していくため空冷式で済み冷 却水を使わず燃料棒がない。


    参考:第4世代の原発(3)

    トリウムは転換(増殖)できるため燃料の減りが少なく、溶融塩炉で利用した場合、燃料交換は30年に1回で済み燃料交換回数・再処理工場処 理量を減らすことが可能となり燃料交換なしで最大30年連続運転が可能と言われている。 使用済み燃料に含まれるタリウムの 同位体が強烈なガンマ線を放つために、再処理が遠隔操作によるタリウム分離を必要とし、高度な技術と巨額の設備投資を必要とする(兵器転用を困難にしている!!)。

    参考:第4世代の原発(4)

     従って途上国が核兵器に転 用するのが困難となるが再処理に遠隔操作によるタリウムの分離を必要とし、高度な技術と巨額の設備投資を必要とする。また、プルトニウム発生量がウランの 場合、年間100万kWの軽水炉で約230kg発生するのに対しトリウムは約0.5kgしか発生しないが、放射性ヨウ素、放射性セシウム等の核のゴミは出 るため使用済み燃料や高レベル放射性廃棄物の処理は必要となる。

    参考:何故日本にロボットが無いのか?


    付録:地震・津波リスクの大きい日本!


    付録:発電方式別の発電原価試算結果

    発電方式別の発電コストの比較 (1kWh当たりの発電費用(2008エネ白書))
    発電方式 発電単価(円/kWh) 設備利用率(%)
    水力 8.2~13.3 45
    石油 10.0~17.3 30~80
    LNG 5.8~7.1 60~80
    石炭 5.0~6.5 70~80
    原子力 4.8~6.2 70~85
    太陽光 46 12
    風力 10~14 20
     
     

    あなたのご意見は??
    (これからのエネルギ政策)

  • 理想論:





  • 現実論:





  • ★参考(様々な阻害要因の現実:一例):がんじがらめの縦割行政・規制が行く手を阻む(海上風力発電は漁業権、地熱発電は国立公園法・温泉保護等々。因みに原子力行政も経産省と文科省!!


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