容器の形状

現在、サポートされている形状は単純な円筒型とロッドをもつ円筒型です。 (参照ページ) 主に計算では容器の 体積のみが重要であるが、形状を詳細に必要とする理由は、温度上昇や圧力上昇 で容器の体積変化を計算しているためです。

円筒の内長、内径で体積を計算します。複雑な形状では、概略形状を円筒型にに みなし、実際との差を追加体積に入力します。WEB では自動計算してくれます。
側面肉厚は、容器の平均的厚みを設定してください。 温度上昇や圧力上昇で容器の体積変化を計算するときに使います。

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油溜めタンク

シリンダーの外部に、リザーバーや調整用油タンクを備えているときには、「ある」 にして、タンク容量を指定します。この容量も加熱や圧縮によって圧力上昇する 体積になります。 (参照ページ 図参照
逆止弁などで、予備タンクに加熱による膨張の影響がないときにはゼロにします。

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シリンダ内空気

シリンダー内部のオイルには圧力上昇によって、気体がオイルに溶解します。 シリンダー内のオイルに接している空気の体積をリットルで指定します。

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アキュムレータ

シリンダーには熱膨張による過剰なオイルの圧力上昇を吸収するアキュムレータ という小さなシリンダを備えています。 図参照
アキュムレータには通常ピストンとバネがあります。 油の温度上昇で膨張した分を吸収して急激な圧力上昇を緩和します。 アキュムレータは円筒形であり、 直径 Dac と ストローク長さ Lac が必要です。 さらに、バネの強さ(バネ定数k)も必要になります。 バネ定数は、 設計の 最大圧力 pmax 最小圧力 pminの差と ストロークを用いて

k = (pmax-pmin)(π Dac2/4)/Lac

として計算します。このサイトでは、 最大圧力 pmaxと 最小圧力 pmin を入力することで計算機内部でバネ定数を計算します。

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ガス溶解割合

ガス溶解割合 r は次のように見積もることができます。

ガスの拡散深度 d は経験的に
状   態拡散深度の目安 mm 使用値 mm
静的流動なし 7〜1210
自然対流あり 10〜1815
振動下・弱攪拌 25〜4030
強攪拌 30〜5040
を用います。ガスとオイルの接触界面面積を S とし、 オイルの総体積を Vm とすると、
r = dS / Vm
と見積もることができます。表の状態のボタンをクリックし、ここで、計算でき ます。
オイル総体積 Vm= Liter    気液界面面積 S = cm2
ガス拡散深度 d = mm    ガス溶解割合 r =

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漏れシミュレーション

漏れシミュレーションは次の3つです。

  1. なし

    漏れなしです。P-Tシミュレーションを実施します。

  2. P-T計算後漏れ

    漏れシミュレーションを行う前に、P-Tシミュレーション計算を行います。 P-Tシミュレーションの過程で、計算した温度が 漏れはじめ温度を越すか、計算圧力が 漏れはじめ圧力を越すか のいずれかが起こった時を開始として漏れシミュレーションを実施します。
    この計算では、漏れはじめの圧力、温度以外、シリンダー内空気量、空気溶解度 などが不明です。これを知るためには、 漏れなしで計算し、 結果を保存して後、 P-T計算後漏れの計算を行ってください。

  3. 単純漏れ

    設定した 漏れはじめ温度漏れはじめ圧力 で漏れ計算します。高温高圧の状態を指定すると、その状態でのオイルと 空気がシリンダーに入っているという開始条件となりますので、注意して ください。

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