科学技術振興事業団によって,平成10年10月に成功認定を受けた標記技術の紹 介
くみ取り収集した"し尿(主として人間の排泄物)"および浄化槽汚泥,泥水や動物
飼育上から流れ出る汚水,工場排水などの,「し尿」の成分の大部分は水分であ
り,そこに砂が混合したり有機物が溶解したりしたものである。通常,バクテリ
アの働きで,処理が遅れると悪臭を放ったり病原菌の巣窟となったりする。
しかし,純粋に人間の排泄物であるならば処理もそれほど難しくはないが,
下水汚泥には,さまざまなものが混入してくる。
従来,し尿処理施設において微生物の働きにより処理されている。
この新技術の目的は,この汲み取り収集した下水汚泥を高速に乾燥処理し
有用な有機物として肥料として再利用できる程度の処理物をつくり出すことにあ
る。
そのため,パルス燃焼という特殊な燃焼方式を利用して,この燃焼から発
生する衝撃波を用いてし尿を高い熱効率で瞬時に乾燥・粉体化する。